信南交通946号車に「市田柿」ラッピング施工
信南交通946号車に新たなラッピングが施工されました。
ラッピングは
市田柿販売100周年記念ラッピング です。市田柿の商品名で販売を始めたのが1921年とのことで、長い歴史があるんですね~。
ラッピングは、長野県が行う「令和2年度地域発元気づくり支援金【南信州事業】」における市田柿のPRの一環として作成されたもののようです。市田柿は長野県高森町の名物ですが、広告主は飯田市にある市田柿活性化推進協議会となります(詳細はこちら→
リンク)。
また、市田柿の商標は、南信州農業協同組合と下伊那園芸農業協同組合の連名で、2006年に登録されています。商品区分は干し柿となっているので、まさしく市田柿そのものを地域全体で盛り上げていこうという気概を感じますね!
真後ろからのショットじゃなくて恐縮ですが、市田柿の美味しそうな写真と、販売開始100周年をアピールする美しいデザインです。
市田柿のおいしさを感じる、なんとも食欲をそそるラッピングに仕上がっています。
ちなみに、市田柿のラッピングは、かつて信南交通794号車にも施工されていました。
現行のラッピングは、この流れを汲むものであることが分かります。
ラッピングを確認する前週、私は偶然、信南交通946号車のラッピング前の姿を目撃していました。
こちらの写真は2020年11月15日に双葉SAで撮影したものです。その翌週、同じく946号車が名古屋線に入るのが確認されているのですが、その時にもラッピングは無かった模様。ということは、ここ1週間くらいで施工されたラッピングである可能性が高く、今回の運行は恐らく初披露となる運行だったと思います。
そんな初運行(?)は、土曜日の3608便でした。
市田柿のアピールという新たな使命を背負い、新宿へと旅立っていきました。今後、ほうぼうの路線で市田柿を派手にPRしてくれることでしょう(^^)
今のところ、このラッピングは1台しか確認されていません。もし見かけたらラッキーです。その幸運にあやかって、見かけたらすぐに市田柿を買いに走るのが良いと思います笑
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【観察データ】
20.11.28
新宿-伊那駒ヶ根線SN3608便
信南交通946号車
車種:三菱ふそう エアロエース
型式:QRG-MS96VP
年式:2014年式
ナンバー:松本200か946号車
所属営業所:信南交通飯田営業所
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