木曽路を行く京王の令和顔エアロエース@福島関所バス停
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最近、特に京王さんが運行する新宿-木曽福島線のラインナップが面白いです。ちょっと前まではBKG-エアロエース・X50905号車が固定運用されていたのですが、当車が運用離脱してからは、多様な車両がやってくるようになったのは記憶に新しいところ。新型コロナウィルス感染症に伴う運休が明けた後、その傾向はますます顕著なものとなり、今となっては日替わりで違う車両が木曽福島へ向かっているほどです。
そんな折、いつもなら新宿-富士五湖線、新宿-甲府線を担当しているはずの令和顔エアロエース・X51908号車が、ついに木曽福島線に姿を現すという珍事が発生したのです!!
時は
7月4日(土)。バスロケでその模様を知った私は、木曽福島へと急行。南信に大雨を降らせた雨雲が残る中、福島関所バス停にて待機していると・・・
雨にけぶる木曽福島の町並みに、京王の令和エースが颯爽と姿を現しました。
新宿-木曽福島線(新宿行き)KO3904便
15:40 木曽福島駅前発→バスタ新宿行き
1号車:京王バス東X51908号車
車種:三菱ふそう エアロエース
型式:2TG-MS06GP
年式:2019年式
ナンバー:杉並210あ908
所属営業所:京王バス東 永福町営業所
紛れもない令和顔エアロエース!
世田谷営業所があった頃の京王バス東に導入され、永福町営業所との統合後に杉並ナンバーに改番された車です。ちなみにハイグレードシート42人乗りです。座席定員やシート仕様から考えても、普段ならこの路線を担当することのない車であることが分かります。
実際、この顔が木曽福島に来るのは初めてのことです。しかし51908号車は、木曽福島の趣のある街並みに不思議なほど溶け込んでいました。その近代的なマスクとは裏腹に見事なものです。本当に短い間での邂逅でしたが、雨の中を突っ切って進む最新型車両の姿を木曽路で見送るという貴重な時間を過ごしました。
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ということで
第2ラウンド ですw
木曽福島線は、諏訪湖SAで1回目の休憩を行います。そこを捕まえに行こう思い立っちゃいまして(^^)
かくて、さっそく自分の車に乗り込んだ私は、51908号車の後を追って木曽路を北上。塩尻ICより諏訪湖SAを目指します。自分で言うのもなんですが、そこまでしたら、いくらなんでもアホじゃないかと笑
でもまぁ、思い立ってしまったからには仕方ありません。実行あるのみです!
高速道路上で51908号車とランデブー走行しつつ(運転手さんゴメンなさい)、諏訪湖SAへ。
駐車したところをじっくり記録する機会に恵まれました(^^)
もちろん、フロントマスクもしっかり記録。
側面の行先表示を見て頂くと、木曽福島線であることがお分かり頂けると思います。
あと、撮影中に気づいたのですが、この車の行き先表示は、従前と同様にオレンジLED式のまま。いや、「令和エースなら白色かフルカラーでしょ!」なんて言うつもりはありませんが、白色LEDやフルカラーLED式行き先表示に換装している会社さんも多いので、意外だなと思った次第。これも京王さんの拘りですかね。
新宿へと旅立つ姿もきちんとお見送り。
フロントマスクやアクティブ・サイドガード・アシストといった新装アイテム以外は、従来のエアロエースと大差ない外観ではありますが...京王カラーでこの姿が見られるのは新鮮です。
恐らく、新型のエアロエースが増えるにつれ、この姿はむしろ「当たり前」になってくることでしょう。今はちょうど過渡期といったところですが、世代交代の早い高速バスでは、そんな日常こそ貴重です。時折こんな姿を見せてくれる木曽福島線、これからも注目していきたいと思います!