引き続き、ドイツで見かけたバスの模様をお送りしていきます。今回は街を走っていた路線バスをご紹介します!
①MAN Lion's City
MANの路線バス・Lion's Cityです!
Lion's Cityには天然ガス車とEVがありますが、この車両はディーゼルです。ミッションはZF製の6速ATか、Voith製の4速ATで、ドアは3ドアとなっています。
リアオーバーハングに3つ目のドアがあることから、フルノンステに近い仕様となっていることが伺えます。
②VDN CITEA
オランダのバスメーカー・VDNのCITEAです。高速/観光仕様のFuturaにも採用されているような、独特のフロントマスクがカッコいいですね!
前述のLion's Cityとは異なり、これは2ドアの仕様のようです。
③Mercedes-Benz Citaro
メルセデス・ベンツが製造する路線バス・シターロです。ベンツのエンブレムが燦然と輝いていますw
この車も3ドア、Voith製4速ATとなっているみたいです。
④Mercedes-Benz Citaro G
日本でも一部に導入されている連接バス・シタ―ロGです!全長約18m、乗車定員157人を誇ります。
市街地でも見られましたが、空港のターミナル間連絡バスにも使われていたので、実際に乗ることが出来ました。
連接バスというだけあって、車内はフルノンステに近い仕様。ただ、シートは全て独立シートでした。
また、各窓枠には写真のような非常脱出ハンマーが取り付けてありました。
万が一の時はこれで窓を割って脱出できるようになっています。
ターミナル間を移動する人で常に混雑しており、まさしく連接バスの本領発揮といったところでしたね。
余談ですが、日本でも先般、初の国産連接バスである「エルガデュオ」の発売が発表されました。日野のハイブリッドとA09Cエンジン、そしてProshift 7を搭載したバスとなっており、乗車定員は120名です。
車体がシタ―ロGと比べて小さいためか、乗車定員はやや少なめですが、どんな感じなのか楽しみです(^^)
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今回は、ドイツ市街地を走る路線バスご紹介しました。今回で、シリーズ記事・ドイツバス見聞録は終了です。
日本のバスとの比較を行いながらのご紹介となりましたが、いかがでしたでしょうか?不勉強なところも沢山あるので、ご指摘等も頂けると嬉しいです。
以上、「ドイツバス見聞録」でした!!