8月のこと。
伊那市では地域の公共交通を活性化する取り組みとして『8月は毎日10円バスの日』を開催していました。
伊那市のみならず、南箕輪村、箕輪町を走るバス路線が全線10円で利用できるとあって、伊那市でも広報誌や有線放送などで積極的に宣伝を行っていました。
県外移動が実質できない状況で、乗りバス旅に飢えていた私が、このチャンスを逃すわけには行きません。どこまで・何に乗っても10円...というのに多少の申し訳なさを感じないでもないですが、伊那市公認イベント?ということで、お邪魔させて頂くことにしました(^^)
そこで、その時の模様を 伊那市路線バス乗り倒し旅 と題し、前編・中編・後編の全3回に分けてお送りしていきたいと思います!
プランとしては、
①普段乗らない路線に乗る
②できるだけ路線が被らないようにする
③乗り継ぎの待ち時間は20分以内とする
以上をコンセプトに、全9路線・11台のバスに乗り継ぐ壮大な乗りバス旅を計画してみました!!
そんな貴重な機会はなかなか無いので、ぜひご覧あれ(^^)
1便目:富県・東春近地区循環バス
伊那バスターミナル9:02発→伊那バスターミナル10:10着
伊那バス08238号車(KC-RX4JFAA)

月・水・金曜日しか走らない富県・東春近循環線から乗り倒し旅スタート。トップバッターは3速オートマのリエッセです!
この路線、ザ・コミュバスというような路線を走るので、是非乗ってみたい路線でした。分かる人には分かると思いますが、伊那市の南東側のエリアを循環するので、狭隘路あり、田園風景ありと、運転手さんのテクニックが光る見どころたっぷりの路線なのです。
その様相がこちら。




こちらを見ただけでも非常に大変なコースであることがお分かり頂けると思います。でも、地域の方の利用は結構あり、当日も何人もの方が利用されていました。地元の貴重な足として、愛されている路線なのだと感じました。
伊那バスの08238号車の車内は、シートもフカフカで全席前向きの観光仕様。

こんな豪華な車内を1時間に渡って楽しめるのもこの路線の魅力です♪
ここまで書いてみて、これは別記事にしてじっくりレポさせて頂いた方がよさそうだなと思いました。なので、日を改めて路線紹介の記事を書いてみたいと思います!
ひとまず、循環線のコースをぐるりと周り、伊那バスターミナルに戻ってきました。

この時間の便については、この後に西箕輪線として運行し、みはらしの湯までをぐるりを回って帰ってきます。でも、私は次の予定があったので、伊那BTで下車します。
2便目:市街地循環線(イーナちゃんバス)外回り
伊那バスターミナル10:20発→アピタ伊那10:50着
伊那バス18242号車(ADG-HX6JLAE)

次はイーナちゃんバス専用車のポンチョに乗り、アピタ伊那までのコースをぐるりと遠回りします。アピタ伊那BSは伊那バスターミナルからさほど離れていないですが、あえて遠回りコースで笑
ポンチョに揺られてコースの2/3を巡り、予定通りアピタ伊那で下車しました。

ここでこのまま次のバスを待ちます。
3便目:市内西循環線
アピタ伊那11:03発→伊那中央病院11:31着
伊那バス18246号車(PB-RX6JFAJ)

次は、平日のみ運行となる市内西循環線です。旅のお供は、元・淡路交通のリエッセでした!
この路線も1番目の富県・東春近循環線に劣らず、住宅街の狭隘路や河岸段丘のアップダウンなどが非常に楽しい路線です。
西循環線は、城南町という地区を循環するのが特徴です。


アパートやマンションが立ち並ぶ地区です。
ここの見せ場はやはりこの隘路。

城南町の住宅街を巡るために、こうした道をぐるぐると循環します。
城南町から伊那バスターミナルを経て、バスは更に伊那市の西部を巡るコースを取ります。

これは伊那弥生ヶ丘高校へと登る坂道です。
バスはここから更に伊那文化会館や上新井などの地区を通過して、河岸段丘の急坂を下って登る・・・
そんなコースを経て、伊那中央病院へ。

上伊那農業高校の田んぼや道端の花がきれいです。

定刻+2分くらいで、目的地の中央病院に到着しました。

西循環線はこのまま伊那市街地へと下り、伊那BTや伊那バス本社へと戻っていきますが、私はここから次の便へとバトンタッチします。
4便目:西箕輪線
伊那中央病院11:35発→伊那バスターミナル12:36着
伊那バス07201号車(KC-RR4JJAA)

・・・こりゃまた、とんでもない車が来てくれたもんです。伊那バスでは名実ともに最古参となり、滅多に路線に出てくることが無いレインボーRRの登場です!!
この車は車内も特徴的。

外装のカラーもさることながら、貸切車の名残を残しつつ、見事に路線バスとしての変化を遂げている車内です。シートもヘッドサポーター付きのフカフカシートですよ(^^)
西箕輪線は、中央病院を出て、みはらしの湯や与地といった伊那市の北西側のエリアを巡っていきます。この日も、信大農学部から羽広方面へと登ります。

写真は、みはらしの湯です。バスはここでいったん折り返し、羽広を経て、権兵衛峠の入り口である与地へと入っていきます。
先ほどの中央病院と同じ段まで降りてくると、快晴の空に濃密な雲が。

夏空!って感じですね。
急坂を一気に下ってくると、同じく西箕輪線を担当する本務車・28207号車とすれ違いました。

新旧の中型車が見事なタイミングでスライドします。
そして、伊那バスターミナルへと到着。

フカフカシートでの快適な旅、じっくりと楽しませて頂きました。路線バスにしては長めとなる1時間もの旅なのに、この車両のお陰で随分と短く感じました。
最後までお見送りです♪

いやはや、貴重な旅を体験できました(^^)
ここでいったん昼食です。切りが良いので、前編はここまでとしましょう。伊那市路線バス乗り倒し旅、まだまだ続きます♪
伊那市では地域の公共交通を活性化する取り組みとして『8月は毎日10円バスの日』を開催していました。
伊那市のみならず、南箕輪村、箕輪町を走るバス路線が全線10円で利用できるとあって、伊那市でも広報誌や有線放送などで積極的に宣伝を行っていました。
県外移動が実質できない状況で、乗りバス旅に飢えていた私が、このチャンスを逃すわけには行きません。どこまで・何に乗っても10円...というのに多少の申し訳なさを感じないでもないですが、伊那市公認イベント?ということで、お邪魔させて頂くことにしました(^^)
そこで、その時の模様を 伊那市路線バス乗り倒し旅 と題し、前編・中編・後編の全3回に分けてお送りしていきたいと思います!
プランとしては、
①普段乗らない路線に乗る
②できるだけ路線が被らないようにする
③乗り継ぎの待ち時間は20分以内とする
以上をコンセプトに、全9路線・11台のバスに乗り継ぐ壮大な乗りバス旅を計画してみました!!
そんな貴重な機会はなかなか無いので、ぜひご覧あれ(^^)
1便目:富県・東春近地区循環バス
伊那バスターミナル9:02発→伊那バスターミナル10:10着
伊那バス08238号車(KC-RX4JFAA)
月・水・金曜日しか走らない富県・東春近循環線から乗り倒し旅スタート。トップバッターは3速オートマのリエッセです!
この路線、ザ・コミュバスというような路線を走るので、是非乗ってみたい路線でした。分かる人には分かると思いますが、伊那市の南東側のエリアを循環するので、狭隘路あり、田園風景ありと、運転手さんのテクニックが光る見どころたっぷりの路線なのです。
その様相がこちら。
こちらを見ただけでも非常に大変なコースであることがお分かり頂けると思います。でも、地域の方の利用は結構あり、当日も何人もの方が利用されていました。地元の貴重な足として、愛されている路線なのだと感じました。
伊那バスの08238号車の車内は、シートもフカフカで全席前向きの観光仕様。
こんな豪華な車内を1時間に渡って楽しめるのもこの路線の魅力です♪
ここまで書いてみて、これは別記事にしてじっくりレポさせて頂いた方がよさそうだなと思いました。なので、日を改めて路線紹介の記事を書いてみたいと思います!
ひとまず、循環線のコースをぐるりと周り、伊那バスターミナルに戻ってきました。
この時間の便については、この後に西箕輪線として運行し、みはらしの湯までをぐるりを回って帰ってきます。でも、私は次の予定があったので、伊那BTで下車します。
2便目:市街地循環線(イーナちゃんバス)外回り
伊那バスターミナル10:20発→アピタ伊那10:50着
伊那バス18242号車(ADG-HX6JLAE)
次はイーナちゃんバス専用車のポンチョに乗り、アピタ伊那までのコースをぐるりと遠回りします。アピタ伊那BSは伊那バスターミナルからさほど離れていないですが、あえて遠回りコースで笑
ポンチョに揺られてコースの2/3を巡り、予定通りアピタ伊那で下車しました。
ここでこのまま次のバスを待ちます。
3便目:市内西循環線
アピタ伊那11:03発→伊那中央病院11:31着
伊那バス18246号車(PB-RX6JFAJ)
次は、平日のみ運行となる市内西循環線です。旅のお供は、元・淡路交通のリエッセでした!
この路線も1番目の富県・東春近循環線に劣らず、住宅街の狭隘路や河岸段丘のアップダウンなどが非常に楽しい路線です。
西循環線は、城南町という地区を循環するのが特徴です。
アパートやマンションが立ち並ぶ地区です。
ここの見せ場はやはりこの隘路。
城南町の住宅街を巡るために、こうした道をぐるぐると循環します。
城南町から伊那バスターミナルを経て、バスは更に伊那市の西部を巡るコースを取ります。
これは伊那弥生ヶ丘高校へと登る坂道です。
バスはここから更に伊那文化会館や上新井などの地区を通過して、河岸段丘の急坂を下って登る・・・
そんなコースを経て、伊那中央病院へ。
上伊那農業高校の田んぼや道端の花がきれいです。
定刻+2分くらいで、目的地の中央病院に到着しました。
西循環線はこのまま伊那市街地へと下り、伊那BTや伊那バス本社へと戻っていきますが、私はここから次の便へとバトンタッチします。
4便目:西箕輪線
伊那中央病院11:35発→伊那バスターミナル12:36着
伊那バス07201号車(KC-RR4JJAA)
・・・こりゃまた、とんでもない車が来てくれたもんです。伊那バスでは名実ともに最古参となり、滅多に路線に出てくることが無いレインボーRRの登場です!!
この車は車内も特徴的。
外装のカラーもさることながら、貸切車の名残を残しつつ、見事に路線バスとしての変化を遂げている車内です。シートもヘッドサポーター付きのフカフカシートですよ(^^)
西箕輪線は、中央病院を出て、みはらしの湯や与地といった伊那市の北西側のエリアを巡っていきます。この日も、信大農学部から羽広方面へと登ります。
写真は、みはらしの湯です。バスはここでいったん折り返し、羽広を経て、権兵衛峠の入り口である与地へと入っていきます。
先ほどの中央病院と同じ段まで降りてくると、快晴の空に濃密な雲が。
夏空!って感じですね。
急坂を一気に下ってくると、同じく西箕輪線を担当する本務車・28207号車とすれ違いました。
新旧の中型車が見事なタイミングでスライドします。
そして、伊那バスターミナルへと到着。
フカフカシートでの快適な旅、じっくりと楽しませて頂きました。路線バスにしては長めとなる1時間もの旅なのに、この車両のお陰で随分と短く感じました。
最後までお見送りです♪
いやはや、貴重な旅を体験できました(^^)
ここでいったん昼食です。切りが良いので、前編はここまでとしましょう。伊那市路線バス乗り倒し旅、まだまだ続きます♪