私はスーパーハイデッカーのバスが大好きです。見上げるような大きな車体と堂々たる佇まい、大迫力なその威容は、マニアなくとも魅力的に感じる方も多いはず。これほどの魅力にも関わらず、普段は滅多に乗れない車とあって、その求心力はなかなかのものです。
今回は、特に中央高速バスを中心に各社のスーパーハイデッカー車を集めてみましたので、是非ご覧あれ(^^)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〇伊那バス
トップバッターはもちろん伊那バス!
伊那バスの貸切車は、そのほとんどが日野・セレガSHD。ほぼ毎年のように新車を導入し、本社の車庫にはSHDがズラリと並ぶ圧巻の光景です。
その中から、今回は現時点で最新型となる貸切車・01846号車をご紹介します。
伊那バス01846号車


日野 セレガSHD(2RG-RU1ESDA)
松本230あ846 2019年式
昨年3月末、突如として伊那バスにやって来たピカピカの新車です。伊那バスの貸切車としては初めての6速AMT・ProShift 6搭載車となりました。
内装も非常に美しいです。

また、同社としては初めて、全席にUSBコンセントを搭載した貸切車でもあります。色々と新機軸が盛り込まれた、記念碑的な新車と思います。
そうそう、忘れちゃならないこの車。
伊那バス16823号車



日野 セレガR-GJ(KL-RU1FSEA)
松本200か388 2004年式
伊那バスからは姿を消した、セレガR-GJです。この車が最後のR-GJとなり、今から約2年前に引退を迎えました。今は岡谷観光バスに移籍し、第2の人生を送っているようです(諏訪200か96で再登録)。
ブログの中だけでも、ふと懐かしい車両に会いたくなったので、ついつい載せてしまいました(^^)
〇信南交通
最初が伊那バスで、次に来るのは当然ながら信南交通のスーパーハイデッカーですw
ご紹介するのは、信南交通では最新型となる『令和顔』エアロクイーンです!
信南交通1335号車



三菱ふそう エアロクイーン(2TG-MS06GP)
松本200か1335 2019年式
信南交通では最新型となるエアロクイーンです。信南交通では、この世代から座席数が4席減り、通常の51人乗り→48人乗りとなりました!高速車並みのシートピッチでゆったりとした旅が楽しめる上、全席にコンセントが装備されるなど、至れり尽くせり。あいにく私はまだ乗ったことがないですが、いつかは乗りたい車両です。
と、ここで信南交通の懐かしいSHD車も併せてご紹介。
信南交通1762号車

三菱ふそう エアロクイーンI(KC-MS822P)
松本22あ1762 1996年式
同社では最後のクイーンI(フロント1枚ガラス・標準高運転台仕様)です。この型式も、もう滅多にお目にかかれませんね。信南交通の車庫からは2017年の春頃に姿を消し、一つの時代がひっそりと終わりを迎えました。
懐かしい旧:伊那バスターミナルの風景とご一緒に。
信南交通483号車

三菱ふそう エアロクイーンII(KL-MS86MP)
松本200か483 2005年式
こちらはまだ現役の貸切車です!フロント2枚窓・低運転台仕様のエアロクイーンIIとなります!!とはいえ、現時点で同社最古参のクイーンII。外観だけなら、最古参車両だなんてとても信じられないくらいピカピカです。末永く活躍してほしいですね。
〇山梨交通
全ての車両がマニアを引きつけてやまない山梨交通。新宿-伊那駒ヶ根線において唯一、スーパーハイデッカーを路線車として運行する会社です。・・・というか、中央高速バスでも唯一かも知れません(^^;
なので、そんな同社を象徴する車といえば、こいつしかいないでしょう。
山梨交通C774号車



いすゞ ガーラIII(KC-LV782R1)
山梨200か495 1998年式
1998年式という、高速車の中ではかなり長生きなガーラGHDです。すなわち、フロント2枚窓・低運転台仕様の車両ですね。ふそうでいう所のクイーンIIです。このいぶし銀なスタイルは、本当にいつ見ても惚れ惚れします♪
今なお現役で活躍していますが、上述の通り、かなりのご高齢。今夏の車検を超えられるだろうか...
そんな山梨交通さんには、他にもなかなか特徴的なSHDが居ます。
例えばこいつ。



山梨交通C778号車(ガーラ2000SHD、KL-LV774R2)
貸切落としのガーラ2000 SHDです。これもなかなか特徴的な車で、同社の高速では1点ものとなります。そして、(恐らく)480馬力を発生するモンスターV8エンジン搭載車であることも、隠れた特徴だったりします。
続いては、この車。

山交タウンコーチB403号車(U-LV771R)
角形4灯式ヘッドランプのいすゞ スーパークルーザーです!これは引退直前のお姿なため、我ながらよくこんなのを記録できたもんだと思っています(^^; 独特な存在感を放つSHD車の姿は、観光バスの並びの中でも一際目立っていました。
そんな魅力いっぱいな山梨交通の貸切車ですが、近年は古参車を中心に次々と姿を消しているご様子。またどこかで会いに行きたいものです。
〇富士急(山梨)バス
本当はフジエクスプレスと行きたいところだったのですが、私の職務怠慢によりフジエクさんのSHDを記録してなかったので、親会社のSHD車で誤魔化しますw
モノとしては色々あるんですが、こんなのどうでしょうか。
富士急山梨バスF8425号車

日産ディーゼル スペースウィング(KL-RA552RBN)
山梨230あ8425 2004年式
日デ×西工SD-IIです!ネオロイヤルの切れ長なデザインが本当にカッコいいのですが、SHDにすると更に存在感がプラスされるように感じます。
ここへ来て日デが登場したのは、日デのスーパーハイデッカーを登場させたかったから強引にねじ込んでみた、というのが事件の真相ですが...まぁお許しくださいw
あ、SHDじゃないですが、画像をあさっていたらこんなのも出てきました♪
富士急山梨バスF8201号車

日産ディーゼル スペースアロー(KL-RA552RBN)
富士山210あ8201 2002年式
今となっては見かけること自体が少なくなってきた富士重1Mです。背景の新宿西口BTからも分かるように、撮影時期はお察しですが...この当時は富士重車体が普通に闊歩してたんだろうなと懐かしくなりまして(^^)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今回は中央高速バスで良く見かけるスーパーハイデッカー車を中心に、特集記事っぽくまとめてみました。他にもご紹介したい車両は山ほどあるので、機会を改めてご紹介することもあろうかと思います。
ともあれ、SHD車はカッコいいし、乗り心地も良いし、眺めも良いしで、乗客としてはこれ以上ない贅沢感を味わうことができます。皆様も機会があれば、「これがSHDか~」と意識して乗ってみてください。きっと見えてくる景色が特別なものになりますよ!
今回は、特に中央高速バスを中心に各社のスーパーハイデッカー車を集めてみましたので、是非ご覧あれ(^^)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〇伊那バス
トップバッターはもちろん伊那バス!
伊那バスの貸切車は、そのほとんどが日野・セレガSHD。ほぼ毎年のように新車を導入し、本社の車庫にはSHDがズラリと並ぶ圧巻の光景です。
その中から、今回は現時点で最新型となる貸切車・01846号車をご紹介します。
伊那バス01846号車
日野 セレガSHD(2RG-RU1ESDA)
松本230あ846 2019年式
昨年3月末、突如として伊那バスにやって来たピカピカの新車です。伊那バスの貸切車としては初めての6速AMT・ProShift 6搭載車となりました。
内装も非常に美しいです。
また、同社としては初めて、全席にUSBコンセントを搭載した貸切車でもあります。色々と新機軸が盛り込まれた、記念碑的な新車と思います。
そうそう、忘れちゃならないこの車。
伊那バス16823号車
日野 セレガR-GJ(KL-RU1FSEA)
松本200か388 2004年式
伊那バスからは姿を消した、セレガR-GJです。この車が最後のR-GJとなり、今から約2年前に引退を迎えました。今は岡谷観光バスに移籍し、第2の人生を送っているようです(諏訪200か96で再登録)。
ブログの中だけでも、ふと懐かしい車両に会いたくなったので、ついつい載せてしまいました(^^)
〇信南交通
最初が伊那バスで、次に来るのは当然ながら信南交通のスーパーハイデッカーですw
ご紹介するのは、信南交通では最新型となる『令和顔』エアロクイーンです!
信南交通1335号車
三菱ふそう エアロクイーン(2TG-MS06GP)
松本200か1335 2019年式
信南交通では最新型となるエアロクイーンです。信南交通では、この世代から座席数が4席減り、通常の51人乗り→48人乗りとなりました!高速車並みのシートピッチでゆったりとした旅が楽しめる上、全席にコンセントが装備されるなど、至れり尽くせり。あいにく私はまだ乗ったことがないですが、いつかは乗りたい車両です。
と、ここで信南交通の懐かしいSHD車も併せてご紹介。
信南交通1762号車
三菱ふそう エアロクイーンI(KC-MS822P)
松本22あ1762 1996年式
同社では最後のクイーンI(フロント1枚ガラス・標準高運転台仕様)です。この型式も、もう滅多にお目にかかれませんね。信南交通の車庫からは2017年の春頃に姿を消し、一つの時代がひっそりと終わりを迎えました。
懐かしい旧:伊那バスターミナルの風景とご一緒に。
信南交通483号車
三菱ふそう エアロクイーンII(KL-MS86MP)
松本200か483 2005年式
こちらはまだ現役の貸切車です!フロント2枚窓・低運転台仕様のエアロクイーンIIとなります!!とはいえ、現時点で同社最古参のクイーンII。外観だけなら、最古参車両だなんてとても信じられないくらいピカピカです。末永く活躍してほしいですね。
〇山梨交通
全ての車両がマニアを引きつけてやまない山梨交通。新宿-伊那駒ヶ根線において唯一、スーパーハイデッカーを路線車として運行する会社です。・・・というか、中央高速バスでも唯一かも知れません(^^;
なので、そんな同社を象徴する車といえば、こいつしかいないでしょう。
山梨交通C774号車
いすゞ ガーラIII(KC-LV782R1)
山梨200か495 1998年式
1998年式という、高速車の中ではかなり長生きなガーラGHDです。すなわち、フロント2枚窓・低運転台仕様の車両ですね。ふそうでいう所のクイーンIIです。このいぶし銀なスタイルは、本当にいつ見ても惚れ惚れします♪
今なお現役で活躍していますが、上述の通り、かなりのご高齢。今夏の車検を超えられるだろうか...
そんな山梨交通さんには、他にもなかなか特徴的なSHDが居ます。
例えばこいつ。
山梨交通C778号車(ガーラ2000SHD、KL-LV774R2)
貸切落としのガーラ2000 SHDです。これもなかなか特徴的な車で、同社の高速では1点ものとなります。そして、(恐らく)480馬力を発生するモンスターV8エンジン搭載車であることも、隠れた特徴だったりします。
続いては、この車。
山交タウンコーチB403号車(U-LV771R)
角形4灯式ヘッドランプのいすゞ スーパークルーザーです!これは引退直前のお姿なため、我ながらよくこんなのを記録できたもんだと思っています(^^; 独特な存在感を放つSHD車の姿は、観光バスの並びの中でも一際目立っていました。
そんな魅力いっぱいな山梨交通の貸切車ですが、近年は古参車を中心に次々と姿を消しているご様子。またどこかで会いに行きたいものです。
〇富士急(山梨)バス
本当はフジエクスプレスと行きたいところだったのですが、私の職務怠慢によりフジエクさんのSHDを記録してなかったので、親会社のSHD車で誤魔化しますw
モノとしては色々あるんですが、こんなのどうでしょうか。
富士急山梨バスF8425号車
日産ディーゼル スペースウィング(KL-RA552RBN)
山梨230あ8425 2004年式
日デ×西工SD-IIです!ネオロイヤルの切れ長なデザインが本当にカッコいいのですが、SHDにすると更に存在感がプラスされるように感じます。
ここへ来て日デが登場したのは、日デのスーパーハイデッカーを登場させたかったから強引にねじ込んでみた、というのが事件の真相ですが...まぁお許しくださいw
あ、SHDじゃないですが、画像をあさっていたらこんなのも出てきました♪
富士急山梨バスF8201号車
日産ディーゼル スペースアロー(KL-RA552RBN)
富士山210あ8201 2002年式
今となっては見かけること自体が少なくなってきた富士重1Mです。背景の新宿西口BTからも分かるように、撮影時期はお察しですが...この当時は富士重車体が普通に闊歩してたんだろうなと懐かしくなりまして(^^)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今回は中央高速バスで良く見かけるスーパーハイデッカー車を中心に、特集記事っぽくまとめてみました。他にもご紹介したい車両は山ほどあるので、機会を改めてご紹介することもあろうかと思います。
ともあれ、SHD車はカッコいいし、乗り心地も良いし、眺めも良いしで、乗客としてはこれ以上ない贅沢感を味わうことができます。皆様も機会があれば、「これがSHDか~」と意識して乗ってみてください。きっと見えてくる景色が特別なものになりますよ!
だいぶ間が空いてしまいました(^^;
前回の記事(→こちら)にて、山梨交通のC704号車に乗って東京へと降り立った私。
次の予定まで少し間があったので、ちょこっとだけバス観察です!
1.新宿-佐久・小諸線 小諸5号

ジェイアールバス関東H657-16424号車(セレガHD、QRG-RU1ESBA、足立200か3566)
佐久・小諸線に充当されていた東京支店のセレガHDです。小諸支店の担当便と、東京支店担当便の2種類がありますが、この時間だと東京支店の担当になるのですね。
2.新宿-伊那駒ヶ根線 IN3613便

伊那バス23182号車(セレガHD、LKG-RU1EBA、松本230あ182)
伊那バスの駒ヶ根行きを担当するSクラスシート車です!この便は、朝一に駒ヶ根を出る3602便の折り返し便となります。
3.新宿-甲府線 YK1513便

山梨交通C765号車(ガーラHD、PKG-RU1ESAJ、山梨200か458)
山梨交通さんの名物「サクライザー号」です!
フロントだと分かりづらいですが、側面を見るとこの通り。

公式側には山梨の平和を守るサクライザー、反対側には武田氏の秘宝「タケダクリスタル」を狙う魔玄一族がそれぞれラッピングされています。
4.新宿-御殿場・箱根線 箱根桃源台91便

小田急箱根高速バス7685号車(エアロバス、PJ-MS86JP、品川200か1540)
箱根線に入っていた、小田急のエアロバスです。車両台数の多い小田急といえど、エアロバスはどんどんその数を減らしています。そんな事情もあり、慌てて激写したという一枚ですw
・・・で、最後におまけ的なショットを。
こちらは、私が到着直後にバスタから発車していった、富士急バス(旧:富士急山梨バス)のガーラHD・F3804号車の姿です。

富士急バスF3804号車(ガーラHD、2TG-RU1ASDJ、山梨230あ3804)
良く見ると、行先表示灯の文字に2種類のパターンがあり、
「甲府駅」という行先表示と、

「乗降中」という後続車向けアナウンスがありました。

この2種の行先表示が交互に点灯する感じになっていたというわけです。
何てことのない細かい違いですが、「はて、行先表示はともかく、乗降中の幕なんていつ頃できたんだろ?」と思い、色々と調べておりました。Twitterのフォロワーさんから頂いた情報によると、やはりこうした表示が出来たのは最近だったみたいです。
そんな細かな心配りや違い等を感じられるのも、日々のバス観察の面白いところです(^^)
簡単ですが、こんな感じでバスタ新宿でのバス観察レポを終わりたいと思います。次回は引き続き、駒ヶ根への帰り道の様子をレポしていきます!!
前回の記事(→こちら)にて、山梨交通のC704号車に乗って東京へと降り立った私。
次の予定まで少し間があったので、ちょこっとだけバス観察です!
1.新宿-佐久・小諸線 小諸5号
ジェイアールバス関東H657-16424号車(セレガHD、QRG-RU1ESBA、足立200か3566)
佐久・小諸線に充当されていた東京支店のセレガHDです。小諸支店の担当便と、東京支店担当便の2種類がありますが、この時間だと東京支店の担当になるのですね。
2.新宿-伊那駒ヶ根線 IN3613便
伊那バス23182号車(セレガHD、LKG-RU1EBA、松本230あ182)
伊那バスの駒ヶ根行きを担当するSクラスシート車です!この便は、朝一に駒ヶ根を出る3602便の折り返し便となります。
3.新宿-甲府線 YK1513便
山梨交通C765号車(ガーラHD、PKG-RU1ESAJ、山梨200か458)
山梨交通さんの名物「サクライザー号」です!
フロントだと分かりづらいですが、側面を見るとこの通り。
公式側には山梨の平和を守るサクライザー、反対側には武田氏の秘宝「タケダクリスタル」を狙う魔玄一族がそれぞれラッピングされています。
4.新宿-御殿場・箱根線 箱根桃源台91便
小田急箱根高速バス7685号車(エアロバス、PJ-MS86JP、品川200か1540)
箱根線に入っていた、小田急のエアロバスです。車両台数の多い小田急といえど、エアロバスはどんどんその数を減らしています。そんな事情もあり、慌てて激写したという一枚ですw
・・・で、最後におまけ的なショットを。
こちらは、私が到着直後にバスタから発車していった、富士急バス(旧:富士急山梨バス)のガーラHD・F3804号車の姿です。
富士急バスF3804号車(ガーラHD、2TG-RU1ASDJ、山梨230あ3804)
良く見ると、行先表示灯の文字に2種類のパターンがあり、
「甲府駅」という行先表示と、

「乗降中」という後続車向けアナウンスがありました。

この2種の行先表示が交互に点灯する感じになっていたというわけです。
何てことのない細かい違いですが、「はて、行先表示はともかく、乗降中の幕なんていつ頃できたんだろ?」と思い、色々と調べておりました。Twitterのフォロワーさんから頂いた情報によると、やはりこうした表示が出来たのは最近だったみたいです。
そんな細かな心配りや違い等を感じられるのも、日々のバス観察の面白いところです(^^)
簡単ですが、こんな感じでバスタ新宿でのバス観察レポを終わりたいと思います。次回は引き続き、駒ヶ根への帰り道の様子をレポしていきます!!