2021年07月31日
中央アルプス観光457号車がリニューアル!
中央アルプス観光のエアロスター・457号車が車体更生され、装いも新たに生まれまわりました!
中央アルプス観光457号車
車種:三菱ふそう エアロスター
型式:PJ-MP35JK
年式:2005年式
ナンバー:松本200か457
同期の456号車とともに、中央アルプス観光バスでは最古参となるPJ-エアロスター。山岳特別仕様の短尺・ツーステップ車です。456号車は2019年の夏に同様の車体更生を受けていますが、そこから2年の時を経て457号車もリニューアルされることとなりました。
ご覧の通り車体の塗装も一新され、中央アルプス観光の新塗装を纏っています。これにより、同社に在籍する旧塗装車は全車が新塗装となりました。
ちなみに、新塗装と旧塗装の違いはこんな感じです。
右手前が新塗装の750号車、左奥が旧塗装だった頃の457号車です(2020年12月撮影)。すっかり見慣れた新塗装ですが、これまでとは異なる車両がそれを纏っているとなると新鮮味がありますね。
次いで目を引くのは、白色LED式行先表示とLED式ヘッドランプ。
ヘッドランプはロービーム/ハイビームともに小糸製作所製のLEDヘッドランプに変わっています。塗装を含めたここまでの改造は456号車と同様です。
様変わりした457号車をしげしげと眺めていると、前扉(出口)部分にLED式ステップライトが追加されていることに気づきました。これは今まで見られなかった仕様です!
高速車などに取り付けられているものと同じオージ製で、ステップ部が白色LEDや赤/緑のイルミネーションとなっているタイプです。
ツーステップバスであることから、暗がりでもお客さんの乗降が安全に行えるように配慮されたとのこと。そのホスピタリティにも頭が下がりますが、降車口にLEDステップライトまで設えられた路線バスというのも珍しいような...?
そしてなんと、リアのストップランプもLED式に換装されています。
最新型のエアロスターにも装備される、ゴールドキング製24灯式LEDストップランプです。これには参りました。まさかこんな所までこだわり抜かれているとは!!
一新されたのは塗装や外観だけではありません。もちろん車内もかなり様変わりしています。
まずは車内全景(←せっかくなので乗車させてもらいました)。
従前のモケットは赤色だったのですが、青色モケットに変更されています。また、床もフローリング調の床材に更新されました。
457号車の従前の内装はというと、こんな感じです。
座席やシートの配置こそ変わらないものの、車内の印象がガラリと変わったことがお分かり頂けると思います。
車内最後部もフローリング調に更新されるという徹底ぶり。
車内照明もLED化されています。
これは更生前からだったかもしれませんが、更生前の457号車の照明は恐らく蛍光灯だったはずです。
驚くべきことに、中扉(入口)のステップ部にはカーペットが敷かれていました。もちろん、前扉(出口)にも同じものが敷いてあります。
カーペットは床材の色に良く似合うダークグレーです。随所に高級感が溢れる仕様となっており、ここまで来ると本当に登山バスなのかと思いたくなります(^^;
さらに、車内の降車ボタンや液晶表示器、運賃箱も一新されていました。
降車ボタンはオージ製の最新型、液晶表示器はレシップのOBC-VISIONです。
このように、車体の中も外も、もはや新車同様なのではないかと言えるほどに美しく生まれ変わっていました。この車両が2005年式の最古参車というのですから、ただただ驚かされます。このバスがとても大切にされていることが伝わってきますね。
今回取り上げた中央アルプス観光457号車は、7月上旬に更生を終えて戻ってきたばかり。本当に再登場したばかりのピカピカな車体が眩しいです。
最近は休日を中心に忙しく動き回っている姿をよく見ます。私が駒ヶ根高原を訪れた際も、駒ヶ根駅からしらび平までの定期運用に入り、元気に活躍していました。
折しも季節は夏山シーズン。駒ヶ岳ロープウェイ線を味わうには絶好のシーズンです。感染対策も万全に、信州の夏山で爽やかな風に吹かれてみるのも良いものですよ。その際、生まれ変わった457号車に乗車できたら言うことなしです!
**********************
快く撮影に応じて下さり、駒ヶ根高原まで楽しく乗車させて頂いた運転手さん、本当にありがとうございました!!
そして、いち早く目撃情報をもたらしてくれた私の友人にも心よりの感謝を申し上げたいと思います(^^)
中央アルプス観光457号車
車種:三菱ふそう エアロスター
型式:PJ-MP35JK
年式:2005年式
ナンバー:松本200か457
同期の456号車とともに、中央アルプス観光バスでは最古参となるPJ-エアロスター。山岳特別仕様の短尺・ツーステップ車です。456号車は2019年の夏に同様の車体更生を受けていますが、そこから2年の時を経て457号車もリニューアルされることとなりました。
ご覧の通り車体の塗装も一新され、中央アルプス観光の新塗装を纏っています。これにより、同社に在籍する旧塗装車は全車が新塗装となりました。
ちなみに、新塗装と旧塗装の違いはこんな感じです。
右手前が新塗装の750号車、左奥が旧塗装だった頃の457号車です(2020年12月撮影)。すっかり見慣れた新塗装ですが、これまでとは異なる車両がそれを纏っているとなると新鮮味がありますね。
次いで目を引くのは、白色LED式行先表示とLED式ヘッドランプ。
ヘッドランプはロービーム/ハイビームともに小糸製作所製のLEDヘッドランプに変わっています。塗装を含めたここまでの改造は456号車と同様です。
様変わりした457号車をしげしげと眺めていると、前扉(出口)部分にLED式ステップライトが追加されていることに気づきました。これは今まで見られなかった仕様です!
高速車などに取り付けられているものと同じオージ製で、ステップ部が白色LEDや赤/緑のイルミネーションとなっているタイプです。
ツーステップバスであることから、暗がりでもお客さんの乗降が安全に行えるように配慮されたとのこと。そのホスピタリティにも頭が下がりますが、降車口にLEDステップライトまで設えられた路線バスというのも珍しいような...?
そしてなんと、リアのストップランプもLED式に換装されています。
最新型のエアロスターにも装備される、ゴールドキング製24灯式LEDストップランプです。これには参りました。まさかこんな所までこだわり抜かれているとは!!
一新されたのは塗装や外観だけではありません。もちろん車内もかなり様変わりしています。
まずは車内全景(←せっかくなので乗車させてもらいました)。
従前のモケットは赤色だったのですが、青色モケットに変更されています。また、床もフローリング調の床材に更新されました。
457号車の従前の内装はというと、こんな感じです。
座席やシートの配置こそ変わらないものの、車内の印象がガラリと変わったことがお分かり頂けると思います。
車内最後部もフローリング調に更新されるという徹底ぶり。
車内照明もLED化されています。
これは更生前からだったかもしれませんが、更生前の457号車の照明は恐らく蛍光灯だったはずです。
驚くべきことに、中扉(入口)のステップ部にはカーペットが敷かれていました。もちろん、前扉(出口)にも同じものが敷いてあります。
カーペットは床材の色に良く似合うダークグレーです。随所に高級感が溢れる仕様となっており、ここまで来ると本当に登山バスなのかと思いたくなります(^^;
さらに、車内の降車ボタンや液晶表示器、運賃箱も一新されていました。
降車ボタンはオージ製の最新型、液晶表示器はレシップのOBC-VISIONです。
このように、車体の中も外も、もはや新車同様なのではないかと言えるほどに美しく生まれ変わっていました。この車両が2005年式の最古参車というのですから、ただただ驚かされます。このバスがとても大切にされていることが伝わってきますね。
今回取り上げた中央アルプス観光457号車は、7月上旬に更生を終えて戻ってきたばかり。本当に再登場したばかりのピカピカな車体が眩しいです。
最近は休日を中心に忙しく動き回っている姿をよく見ます。私が駒ヶ根高原を訪れた際も、駒ヶ根駅からしらび平までの定期運用に入り、元気に活躍していました。
折しも季節は夏山シーズン。駒ヶ岳ロープウェイ線を味わうには絶好のシーズンです。感染対策も万全に、信州の夏山で爽やかな風に吹かれてみるのも良いものですよ。その際、生まれ変わった457号車に乗車できたら言うことなしです!
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快く撮影に応じて下さり、駒ヶ根高原まで楽しく乗車させて頂いた運転手さん、本当にありがとうございました!!
そして、いち早く目撃情報をもたらしてくれた私の友人にも心よりの感謝を申し上げたいと思います(^^)