前回の記事(→こちら)の続きとなります。

千曲バス名物の北斗の拳ラッピングバスで池袋までやって来た私は、そくそくとバスタ新宿へと移動し、駒ヶ根へと向かう次の乗車便を待つことにしました。

バスタ新宿での時間調整でやることと言えば当然、行き交うバスをひたすら眺めるというイベントですw

今回はその時に行ったバス観察の模様をお送りしていきたいと思います!短時間での観察ではありましたが、どんな車両が来てくれたでしょうか?

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<1便目>新宿-箱根線 特急11便

小田急箱根高速バス1302号車
三菱ふそう エアロエース(QRG-MS96VP) 品川230あ1302


箱根行き高速バスを担当していた小田箱のエアロエースです。この路線は本数が多いので、色々な車を見ることが出来て楽しいですね(^^)

<2便目>新宿-飛騨高山線KO7007便(?)

京王バス東X51310号車
三菱ふそう エアロエース(QRG-MS96VP) 杉並210い310


続いては京王バス東の2013年式エアロエース。世田谷営業所からの転籍組で、新宿-飯田線にも時々やってくる車となります。担当便は、時刻表からの推定です(最新の時刻表上では濃飛の担当になっていましたが、この当時は京王の担当だったか、あるいは委託便の可能性があります)。

<3便目>新宿-飯田線3709便

京王バス東X51002号車
三菱ふそう エアロエース(BKG-MS96JP) 杉並210あ5002


次は飯田行きが発車していきました。1:05発車便は色々来ますね~。この車も最近とみに飯田線等の長野県中南信方面路線で見かけるようになってきた車です。ちなみに、現在は所属が変わっています。

<4便目>上州湯めぐり号 7号

ジェイアールバス関東H657-16414号車
日野 セレガHD(QRG-RU1ESBA) 群馬200か1269


草津温泉行き・上州湯めぐり号にはジェイアールバス関東 長野原支店の高出力セレガが入っていました。ドア横に草津温泉のイメージキャラクターである「湯もみちゃん」がプリントされています。

<5便目>新宿-富士五湖線KO1105便

京王バス東X61606号車
日野 セレガHD(QTG-RU1ASCA) 杉並210あ606


富士五湖線に入っていた折戸セレガです!
こちらも世田谷からの移籍組で、元ナンバーは世田谷200か77だったようです。

折戸という外観もさることながら、座席や車内モニターなど、駒ヶ根系統に入る車とは一味違う内装となっているのも面白いですね(^^)

<6便目>東京-新潟線H5103便

ウィラーエクスプレス(新潟)1069号車
三菱ふそう エアロエース(QTG-MS96VP) 新潟200か1069


ウィラーの新潟線です!新宿から新潟に向かう路線はいくつかありますが、こちらは東京駅から新宿、池袋を経て新潟駅を結ぶ路線のようですね。

<7便目>新宿-名古屋線T305便

ウィラーエクスプレス(名古屋)3756号車
三菱ふそう エアロクイーン(QTG-MS96VP) 名古屋200か3756


なんと、ウィラーのシェル型3列シート『ReBorn(リボーン)』が搭載されたクイーンです!シェル型シートということで、個室とも3列独立シートとも違う新しいタイプのシートとなるようです。

・ReBornの紹介サイト
https://travel.willer.co.jp/seat/reborn/

私はまだ乗ったことが無いですが、非常に快適とのことなので、いつか乗ってみたいもんです。

<8便目>新宿-甲府線??

京王バス東X61412号車
日野 セレガHD(QRG-RU1ASCA) 練馬200か2914


駒ヶ根線でも散々お世話になった、京王バス東のX61412号車です。たぶん、京王の新型セレガの中で、私が一番お世話になってる車両です笑 LEDが切れてしまって、甲府駅・・・との表示となっているように見えますが、便名は不明です。ちゃんと確認しとけばよかった。。。

<9便目>マロニエ新宿号 7号



ジェイアールバス関東H657-19409号車
日野 セレガHD(2RG-RU1ESDA) とちぎ200か589


なんとジェイアールバス関東佐野支店の新車です!

<10便目>新宿-羽田空港線

東京空港交通472-80555R2
日産ディーゼル スペースアロー(PKG-RA274RBN) 品川200か1882


スロープの方から聞こえる「ブォォォォォン!!!」という独特の吹け上がり。もう間違いないだろうと待っていたら、予想通り日デRAが上がってきました。2008年式ということで、そろそろ危ないんじゃないかと思われる個体ですが、この日は元気に活躍していました(^^)


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当日はここで時間切れ。
記録しなかった便もありますが、約30分という短時間にしては、なかなかのラインナップでした。特に、最後の日デRAを記録できたのは良かったです♪

私の乗るバスはまだ到着していないようですが、Cエリアに移動して待つことにしました。狙うは京王バス東のKO3611便。何が来てくれるでしょうか??

ということで、次回はKO3611便での旅の模様をレポしていきたいと思います。お楽しみに!  

盛岡への旅①より続きます。
前回の記事は→こちら

乗り慣れた新宿-伊那駒ヶ根線で伊那バスが誇るSクラスシートに揺られ、至高の旅を楽しんだ後は!いよいよ未踏の領域・新宿-仙台線に乗車します。

東京から仙台へと向かう路線はジェイアール系や夜行バス等を中心に選択肢がありますが、今回はウィラーエクスプレスの路線をセレクト!

実は私、ウィラーの車に乗るのは初めてなのです。

いつも目にするピンクのバス・・・座席も車両もすこぶる評判がよく、私の住む長野県にも路線網を持つほどのメジャー事業者・・・もう気になって気になって(^^;

かくして、私のささやかな希望は、東北へのバス旅という形で実現されることとなりました。選んだ路線は、バスタ新宿から福島駅を経由して仙台駅へと至るB504便(新宿-福島・仙台線)です。

新宿-福島・仙台線 B504便
11:30 バスタ新宿発→仙台駅行き

<1号車>

ウィラーエクスプレス仙台481号車

車種:日野 セレガHD
型式:QPG-RU1ESBA
年式:2014年式
ナンバー:仙台200か481
所属営業所:ウィラーエクスプレス 仙台営業所


Jピラー+Hエンブレム付きのセレガHDです!
型式は未確認ですが、シフトが6速だった気がするので、これで合っていると思います。

Webで決済・乗車手続きを済ませていたので、乗車もスムーズです。路線案内によると、この路線のシートグレードは「リラックス」と呼ばれる座席仕様とのこと。ウィラーでは最もメジャーなタイプの座席ですね。

何もかもが初めてのウィラー。ワクワクしながら車内へ入ると・・・

これはすごい・・・!噂に違わぬ内装です。車内照明は間接式。天井にはLEDファイバーランプがしつらえてあります(この日は点灯していませんでした)。

シートはこんな感じ。

座席上部には頭をすっぽり覆える「カノピー」が装着されており、寝ている間などもプライバシーに配慮しつつ、他人の目線が気にならない仕様となっています。そして、肉厚なシートに固定型の間仕切りが設けられ、パーソナルスペースがしっかり確保されています。

また、全席にAC100Vコンセントも配されています。



携帯機器等の充電専用との注意書きが各席に取り付けられています。

ただ、トイレは付いておらず、特殊シートのみが並んだ40人乗りの車内です。ゆえに途中の休憩は3回。路線距離370kmの路線としては、少し回数が多いです。トイレ休憩に配慮したものと思われます。これにより乗車時間が7時間ほどとなっており、なかなかの長大路線。道理でこの区間の夜行バスが人気なわけだ(^^;

そんなことに思いを巡らせていたら、定刻となりました。

車内はほぼ満席。女性の利用者が多く、人気の移動手段となっているようです。もちろん男性もいましたが、特に若い女性の利用者が半分近くいたのは印象深いです。女性の移動手段として長距離バスは敬遠される傾向にありますが、ことにウィラーさんに関しては、女性の需要をしっかり捉えているんだなと痛感しました。

また、この路線では、ウィラーのスマホアプリ+車内の専用Wi-Fiを介した映画見放題のコンテンツが用意されています。料金面でもかなりお得ですが、こんなサービスもあるとは。ウィラーの底力を感じます。

当便は乗車バス停がバスタ新宿だけなので、そのまま仙台へと直行します。都内から東北道へと抜けたところで、最初の休憩場所である佐野SAに到着です。

ここまでのコースタイムが約1時間半。おおよそこのペースで休憩していくようです。

休憩中のショットも頂きます。

車内には出発時刻の案内を出してくれているので、戻り時間も安心です。

少し長めの20分休憩だったので、ここで昼食を食べることにしました。

サービスエリアの売店で「さのまる うまか弁当」を即決で購入!



さのまるが可愛くて好きなので買ったんですが、中身も栃木の地元食材がふんだんに使われた美味しいお料理がギッシリ。パッケージの可愛さも相まって、食べるのがもったいなく感じます(^^;

昼食を終えてバスへと戻ります。バスは再び東北道をひた走ります。

これまた1時間半くらいして、今度は那須高原SAに到着です。

ここでも約20分間の休憩。とても大きなサービスエリアで、売店もたくさん並んでいました。

私はというと、広い駐車場をうまく使い、バスの全身ショットを頂いておりましたw





ピンク色の良く目立つ車体にJピラーがビシッと決まり、いかにもセレガ!というデザインです(伝わってほしいw)

休憩後ほどなくしてバスは福島県へと入ります。ただ、この辺ではほとんど寝ていました。座席幅は少し狭いながら、パーソナルエリアがしっかり確保されたリラックスシート。お隣の方にもご迷惑とならず、安心して眠ることができます♪

福島ICでいったん高速を降り、福島駅前まで一般道を走行。

最初の降車バス停である福島駅前に到着です。


福島駅を横切って、駅の西口側へ。


降車バス停は、西口・・・というより北西側の一角にあります。

ここまでで約5時間。当バス停で数名のお客さんが降車されました。

バスは再び高速道路へ。

今度は、福島飯坂ICから東北道へと入っていきます。

暫く走ったところで、最後の休憩場所である国見SAに到着。

訪問当時はあいにく工事中で、トイレも売店も仮設のものでした。

休憩を終え、仙台を目指して更に北上します。出発時刻はおおよそ17時。仙台までは約1時間~1時間半の道のりです。まさしくラストスパートですね。

そして18時過ぎ、終点の仙台駅へと到着しました。

11時半に新宿を出て18時過ぎに仙台ですから、所要時間は約6時間半と少し。だいぶ巻いて到着したようです。

運転手さん、長距離・長時間に及ぶ運転、本当にお疲れ様でした。快適なシートと丁寧な運転で、ぐっすりと眠ることができました(^^)

仙台は雨が降っていました。
お世話になったバスをお見送りしたら、私は更に北を目指します。

狙うは国際興業グループ・岩手県交通の盛岡駅前行き「アーバン号」ですが、その模様は次回の記事で詳しく報告していきたいと思います!

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目的の盛岡行きのバスが来るまで少々時間がありました。せっかく仙台に来たからと牛タンを食べに行くことに。

「利久」さんの牛タンはとても美味しくて大好きなのですが...考えてみたら利久の牛タンは新宿でも東京でも食べられるのでしたwwww

まぁそれでも、ちょっと豪華な夕飯をたくさん・美味しく頂けたので、これはこれで良しとします。

お腹も膨れたところで、アーバン号を迎え撃つべく、宮城交通 宮交仙台高速バスセンターにて待機。この日最後のバス旅の相棒がどの車両になるか期待が膨らみます。

結局、どんな車両がやってきてくれたのか?
次回も是非お読み頂けるとありがたいです(^^)  

Posted by むすまる(2号車) at 07:00Comments(2)乗車記ウィラーエクスプレス