2019年09月26日
【後編】南アルプスジオライナー・パノラマライナーで巡る旅
高遠駅の看板
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南アルプスジオライナーに乗り、茅野駅から高遠駅までやって来た私。今回は、パノラマライナー号に乗って木曽福島駅を目指します!
少し時間があったので、高遠駅で軽く撮影を。
レトロな駅舎(?)が、古風な街並みにマッチしています。
待機場には、一昨年導入された三義・長谷循環線の専用車となるポンチョ・L137-17004号車の姿がありました。
ナンバーが「松本230あ873」となっていることから、個人的に『お花見号』と呼んでいます(^^)
待機場の中ほどには、日デUA・L538-00509号車も鎮座していました。
こちらは、元・東急のノンステ車となります。
同僚のL538-00508号車は、この日は高遠線の運用に入っている模様です。
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高遠駅の待合室で、パノラマライナーの到着を待ちます。パノラマライナーは仙流荘が始発なので、もうしばらく時間があります。
と、駅舎に見慣れない掲示板が。
何と、時刻表を表示するLCDディスプレイでありませんか!!いやぁ、ちょっと見ないうちに随分と近代的になりました(^^;
写真は長谷循環線の時刻表ですが、パノラマライナーやジオライナーといった季節運行路線まで、しっかりカバーされていました。
さらに待つことしばし、仙流荘を発したパノラマライナーが入線してきました。
例年通り、自社導入の日デRM×富士重のL338-00507号車(KK-RM252GAN)が入線してきました。こいつに乗って木曽福島を目指します(^^)
なお、今回乗車した11:25 高遠駅発の便は臨時便となります。こちらの運行は、8月16日で終了していますので、ご注意ください。
車内はブルー調の内装となっています。
定刻通りに高遠駅を出発。
高遠駅から木曽福島駅までの料金は¥1,500となります。
仙流荘から通し乗車した場合は¥2,000です。
また、今年からは高遠駅での乗降が可能となったことにより、高遠駅-伊那市駅間での相互利用ができるように改善されました。ますます利用しやすくなり、とても有難いです(^^)
ちなみに、伊那市駅までは、高遠線と同様の料金(¥520)です。その代わり、途中のバス停は全てすっ飛ばして伊那市駅に直行するため、さしずめ特急便といったところです。
高遠線と同様のルートで、伊那市駅前に到着。
伊那市駅は11:50の発車です。ここから木曽福島駅へと向かうお客さんもおられるようで、何名か乗車されました。
伊那市駅を出ると、いなっせ前の交差点から一気に権兵衛トンネルを目指します。RMに特徴的なボコボコとした重いエンジン音を響かせ、バスはどんどん高度を上げていきます。
中央アルプスの麓に広がる南原地区の田園風景を過ぎると、権兵衛街道らしい山あいの風景が広がります。
ここから、権兵衛トンネルを抜けていきます。
全長4,467mの権兵衛トンネルを抜たところが木曽谷です。
といっても、暫くはこうした山あいの風景やトンネルなどが続きます。
権兵衛峠では最後のトンネルである姥神トンネルを抜け、高速のインターチェンジのように木曽谷へと下っていきます。
坂道を下り切ったところにある神谷交差点からは、国道19号線を通って木曽福島駅へと向かって行きます。
木曽福島駅の至近にある「万郡(まんごおり)」交差点から、木曽福島駅へ。
12:35頃、木曽福島駅に到着となりました。
定刻は12:40着なので、5分ほどの早着です。
いつもなら木曽福島駅前で五平餅やらコーヒーやらを楽しむところなのですが(もっと言うと、おんたけ交通さんの車両も見ていたかったですが)、折り返し便が12:45発となるので、あんまりゆっくりしていられません。
パパっと撮影を済ませ、同じ車に乗車です。運転手さん、どうか奇異の眼差しで見つめないでw
到着後すぐに、LED行先表示も「パノラマライナー号 伊那市駅・仙流荘行き」に変わっていました。
万郡交差点、再び。
来るときと逆のルートで、今度は伊那市駅へと戻ります。
峠道の勾配は木曽谷からの方がきついようで、バスは所々シフトダウンを繰り返しながら、権兵衛峠を登ります。
例によって権兵衛トンネルを抜けると、見慣れた与地・南原の景色が戻ってきます(笑)
ここからは、伊那市駅までひたすら下り坂です。
13:30頃、伊那市駅に到着となりました。
こちらも定刻より5分ほど早い到着でした。運転手さん、お疲れ様でした。楽しいドライブをありがとうございました!!
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ここまで、南アルプスジオライナー・パノラマライナーでの旅の模様をお送りしてきました。いつもはバス路線が通っていないルートなので、とても新鮮な気持ちで旅を楽しめました(^^)
両路線とも、今年は11月4日(月)までの運行となる模様です。山道を走る路線なので、特にこれからの季節は紅葉がきれいだと思います。紅葉を楽しみつつ、南アルプスや木曽谷への旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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