2020年07月16日
【乗車記】おんたけ交通のBKG-エアロエース・305号車
おんたけ交通305号車は、かつて木曽福島線をメインで担当していたBKG-代のエアロエースです。2003年4月1日に新宿-木曽福島線の開業とともに導入されたエアロバス・304号車(KL-MS86MP)と入れ替わる形で、2010年に導入されました。

おんたけ交通305号車@木曽福島駅前
以来8年に渡って木曽福島線を運行し、木曽谷の人々の首都圏への足となってきた305号車。現在は、2018年1月に導入された306号車(2TG-MS06GP)にその役目を譲り、306号車が点検整備等で動けない時の予備車として、第二の人生を送っているようです。
本年6月、新型コロナウィルス感染症による木曽福島線の運休がようやく解除されたのに伴い、おんたけ交通の車両運用パターンにある面白い変化が出てきました。なんと、現役車である306号車と、先代の305号車が交互に運行されるパターンが続いていたのです。
そういえば、私が木曽福島線の再会を祝してバス観察に出かけた時も、おんたけ交通305号車が運行されていました。
★その時の記事(→こちら)
これはひょっとして、305号車を狙い撃ち乗車できるチャンスなのではないか...と思い立ち、私は賭けに出ました。このチャンスを逃したら、305号車に確実に乗車することはできないかも知れないからです。
かくして、私は早朝の木曽福島駅に降り立ちました。305号車が来てくれることを願いつつ...
新宿-木曽福島線(新宿行き)ON3902便
7:50 木曽福島駅前発→バスタ新宿行き
1号車:おんたけ交通305号車



車種:三菱ふそう エアロエース
型式:BKG-MS96JP
年式:2010年式
ナンバー:松本230あ305
所属営業所:おんたけ交通 木曽福島営業所
狙い通り、おんたけ交通305号車の登場となりました!南信の路線ではすっかり数を減らしたBKG-エアロエースに乗って東京へ行けるというのも、非常に喜ばしいことです(^^)
それにしても、おんたけ交通のカラーは木曽の町並みに本当によく馴染んでいますね。

まさしく木曽を象徴する鮮やかな佇まいが本当に素敵です。
ひとしきり外観を楽しんだら、いよいよ車内へと入ります。駅前の発券所でお客さんを待っておられた乗務員さんにハイウェイバスドットコムのケータイ乗車券を見せて、乗車改札完了です♪
車内は爽やかなブルー調の内装です。

公式側最後部にトイレを備えた38人乗りの車内です。
ちなみに、トイレはこちらです。

標準的な仕様の片側トイレとなります。
シートはヘッドサポーター付きハイグレードシート。

全席コンセント付きです。

コンセントはシート脇、または壁側についています。
いつの間にか、フリーWi-Fi(HighwayBUS Wi-Fi)が装備されていました。

コンセント付き+Wi-Fiは近年のバス旅のスタンダードとなりつつありますね(^^)
フットレストは付いていませんでした。

個人的に、足をしっかり伸ばせるので、これでも全然OKです。名鉄さんの同年式のエアロエースなんかも同じような仕様になっていますね。
ふそうと言えば、このユニット。

スピーカー+読書灯+エアコン吹き出し口が一体となった優れものです。
最新型のバスにも引けを取らない豪華で快適な装備に囲まれ、一路東京へと向かいます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この日は最後部の座席に着座。

木曽路の景色と共に、三菱ふそう製6M70エンジンのサウンドを楽しむことにします♪
・・・いよいよ発車時刻となりました。
バスは木曽福島駅前を後にして、東京へと向かって走り出します。

6M70エンジンのガラガラとした独特のサウンドが車内を満たしていきます。
木曽福島駅前からの狭い通りを抜け、次のバス停である福島関所へ。

バスはそのまま国道19号線へと合流し、次のバス停である日義木曽駒ヶ岳へと至ります。

定刻より1-2分遅れで日義木曽駒ヶ岳BSを通過し、再び国道19号線を走ります。

JR宮ノ越駅前付近で次のバス停である「やぶはら」の停車案内放送がありました。
やぶはらBSは道の駅「木曽川源流の里きそむら」の中にあります。

このように、木曽福島線の乗車バス停は、そのほとんどが道の駅の中に設けられていることも大きな特徴ですね。
やぶはらBSを出ると奈良井宿BSとなるのですが、写真は取り逃がしました(^^;
次の乗車バス停は漆の里・平沢です。

これも道の駅「木曽ならかわ」の中にあります。
平沢を出たら、塩尻駅まで直行です。

ちょっと前まではこの先に「本山宿」なるバス停があったのですが、ここ1-2年の間に廃止されていました。
さて、バスは木曽路を順調に北上していきます。

ここは贄川駅の先です。
続いては日出塩駅手前の跨線橋。

更に走ると、急に視界が開けてきます。

果物の産地・桔梗ヶ原です。
塩尻市の中心市街地を抜け、塩尻駅東口へ。

塩尻駅前を左折すると、塩尻駅東入口BSに到着です。ここで乗車扱いは終了です。
そしてバスは国道19号線から国道20号線の終端へと至り、塩尻ICから長野道へと入っていきます。塩尻ICは割ときつめの登りとなっているため、6M70エンジンの音が一際大きくなります。エンジンの轟音に交じってターボ音が聞こえ、頼もしい音を聞かせてくれます(^^)
長野道を少し走り、岡谷JCTから中央道に合流すると、最初の休憩場所である諏訪湖SAに到着します。

諏訪湖SAでの休憩は15分。色々やっていたらあっという間に発車時刻です。いつもながら忙しいこと(^^;
ここからはいつものルートです。私もゆったりとしたシートに身を預け、撮り溜めた画像を整理したり、車窓を眺めたり、うたた寝したりなど、リラックスして過ごします。最近のシートに比べるとシート素材やモケットがフワフワと柔らかく、絶妙に眠気を誘ってくれます。
いつも利用する伊那駒ヶ根線なら休憩を行うはずの双葉SAを通り過ぎ、甲府盆地を抜けて更に東へ。
笛吹市にある釈迦堂PAで2回目の休憩です。

釈迦堂らしく、釈迦堂遺跡博物館と絡めて1枚(^^)
ここでも休憩は15分なので、いそいそと用事を済ませます。道が空いていたこともあり、バスは順調に来ている様子。これは定刻より早く着きそうな予感。。。
その後も大した混雑もなく、バスは東京都へと入ります。中央道八王子から降車扱いが始まりますが、途中のバス停で降車する人は誰も居ませんでした。
急速に都会じみてくる景色。住宅街からビル街へと、目まぐるしく変化していきます。いつもながらの見慣れた景色ですが、私にとっては長旅の終わりの合図となります。高井戸から首都高速へと入り、永福町料金所を過ぎて初台ICで高速を降りる間も非常にスムーズでした。
行きでは終端を通り過ぎた国道20号線・甲州街道に再び入り、そのまま真っすぐ走ると、終点のバスタ新宿が見えてきます。

バスはバスタ新宿のスロープを上がり、3階の降車場へ。
結局、定刻から15分ほどの早着となりました。

予備車となったおんたけ交通305号車に乗車するという希少な機会、存分に楽しませて頂きました。
305号車を最後までキッチリお見送り。

運転手さん、大変お疲れ様でした。ありがとうございましたm(__)m
こうして、あと何回もないであろう、おんたけ交通305号車での旅が幕を下ろしました。とはいえ、305号車はまだお別れというわけではありません。306号車が現役で活躍しているうちは予備車として存続するでしょうし、306号車の後継車両(307号車?)が新たに導入されるまでは、おんたけ交通本社や代走等で出会えるでしょう。とはいえ、今回のように狙いすましたタイミングで乗車できる機会は皆無に等しいので、この旅は非常に貴重なものであったのは間違いないと思います。お陰様で、素晴らしい旅となりました(^^)
新型コロナウィルス感染症は相変わらず終息の兆しさえ見せませんが、折を見て木曽路への旅を計画してみてはいかがでしょうか。夏の木曽路も、とても美しいですよ。
おんたけ交通305号車@木曽福島駅前
以来8年に渡って木曽福島線を運行し、木曽谷の人々の首都圏への足となってきた305号車。現在は、2018年1月に導入された306号車(2TG-MS06GP)にその役目を譲り、306号車が点検整備等で動けない時の予備車として、第二の人生を送っているようです。
本年6月、新型コロナウィルス感染症による木曽福島線の運休がようやく解除されたのに伴い、おんたけ交通の車両運用パターンにある面白い変化が出てきました。なんと、現役車である306号車と、先代の305号車が交互に運行されるパターンが続いていたのです。
そういえば、私が木曽福島線の再会を祝してバス観察に出かけた時も、おんたけ交通305号車が運行されていました。
★その時の記事(→こちら)
これはひょっとして、305号車を狙い撃ち乗車できるチャンスなのではないか...と思い立ち、私は賭けに出ました。このチャンスを逃したら、305号車に確実に乗車することはできないかも知れないからです。
かくして、私は早朝の木曽福島駅に降り立ちました。305号車が来てくれることを願いつつ...
新宿-木曽福島線(新宿行き)ON3902便
7:50 木曽福島駅前発→バスタ新宿行き
1号車:おんたけ交通305号車
車種:三菱ふそう エアロエース
型式:BKG-MS96JP
年式:2010年式
ナンバー:松本230あ305
所属営業所:おんたけ交通 木曽福島営業所
狙い通り、おんたけ交通305号車の登場となりました!南信の路線ではすっかり数を減らしたBKG-エアロエースに乗って東京へ行けるというのも、非常に喜ばしいことです(^^)
それにしても、おんたけ交通のカラーは木曽の町並みに本当によく馴染んでいますね。
まさしく木曽を象徴する鮮やかな佇まいが本当に素敵です。
ひとしきり外観を楽しんだら、いよいよ車内へと入ります。駅前の発券所でお客さんを待っておられた乗務員さんにハイウェイバスドットコムのケータイ乗車券を見せて、乗車改札完了です♪
車内は爽やかなブルー調の内装です。
公式側最後部にトイレを備えた38人乗りの車内です。
ちなみに、トイレはこちらです。
標準的な仕様の片側トイレとなります。
シートはヘッドサポーター付きハイグレードシート。
全席コンセント付きです。
コンセントはシート脇、または壁側についています。
いつの間にか、フリーWi-Fi(HighwayBUS Wi-Fi)が装備されていました。
コンセント付き+Wi-Fiは近年のバス旅のスタンダードとなりつつありますね(^^)
フットレストは付いていませんでした。
個人的に、足をしっかり伸ばせるので、これでも全然OKです。名鉄さんの同年式のエアロエースなんかも同じような仕様になっていますね。
ふそうと言えば、このユニット。
スピーカー+読書灯+エアコン吹き出し口が一体となった優れものです。
最新型のバスにも引けを取らない豪華で快適な装備に囲まれ、一路東京へと向かいます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この日は最後部の座席に着座。
木曽路の景色と共に、三菱ふそう製6M70エンジンのサウンドを楽しむことにします♪
・・・いよいよ発車時刻となりました。
バスは木曽福島駅前を後にして、東京へと向かって走り出します。
6M70エンジンのガラガラとした独特のサウンドが車内を満たしていきます。
木曽福島駅前からの狭い通りを抜け、次のバス停である福島関所へ。
バスはそのまま国道19号線へと合流し、次のバス停である日義木曽駒ヶ岳へと至ります。
定刻より1-2分遅れで日義木曽駒ヶ岳BSを通過し、再び国道19号線を走ります。
JR宮ノ越駅前付近で次のバス停である「やぶはら」の停車案内放送がありました。
やぶはらBSは道の駅「木曽川源流の里きそむら」の中にあります。
このように、木曽福島線の乗車バス停は、そのほとんどが道の駅の中に設けられていることも大きな特徴ですね。
やぶはらBSを出ると奈良井宿BSとなるのですが、写真は取り逃がしました(^^;
次の乗車バス停は漆の里・平沢です。
これも道の駅「木曽ならかわ」の中にあります。
平沢を出たら、塩尻駅まで直行です。
ちょっと前まではこの先に「本山宿」なるバス停があったのですが、ここ1-2年の間に廃止されていました。
さて、バスは木曽路を順調に北上していきます。
ここは贄川駅の先です。
続いては日出塩駅手前の跨線橋。
更に走ると、急に視界が開けてきます。
果物の産地・桔梗ヶ原です。
塩尻市の中心市街地を抜け、塩尻駅東口へ。
塩尻駅前を左折すると、塩尻駅東入口BSに到着です。ここで乗車扱いは終了です。
そしてバスは国道19号線から国道20号線の終端へと至り、塩尻ICから長野道へと入っていきます。塩尻ICは割ときつめの登りとなっているため、6M70エンジンの音が一際大きくなります。エンジンの轟音に交じってターボ音が聞こえ、頼もしい音を聞かせてくれます(^^)
長野道を少し走り、岡谷JCTから中央道に合流すると、最初の休憩場所である諏訪湖SAに到着します。
諏訪湖SAでの休憩は15分。色々やっていたらあっという間に発車時刻です。いつもながら忙しいこと(^^;
ここからはいつものルートです。私もゆったりとしたシートに身を預け、撮り溜めた画像を整理したり、車窓を眺めたり、うたた寝したりなど、リラックスして過ごします。最近のシートに比べるとシート素材やモケットがフワフワと柔らかく、絶妙に眠気を誘ってくれます。
いつも利用する伊那駒ヶ根線なら休憩を行うはずの双葉SAを通り過ぎ、甲府盆地を抜けて更に東へ。
笛吹市にある釈迦堂PAで2回目の休憩です。
釈迦堂らしく、釈迦堂遺跡博物館と絡めて1枚(^^)
ここでも休憩は15分なので、いそいそと用事を済ませます。道が空いていたこともあり、バスは順調に来ている様子。これは定刻より早く着きそうな予感。。。
その後も大した混雑もなく、バスは東京都へと入ります。中央道八王子から降車扱いが始まりますが、途中のバス停で降車する人は誰も居ませんでした。
急速に都会じみてくる景色。住宅街からビル街へと、目まぐるしく変化していきます。いつもながらの見慣れた景色ですが、私にとっては長旅の終わりの合図となります。高井戸から首都高速へと入り、永福町料金所を過ぎて初台ICで高速を降りる間も非常にスムーズでした。
行きでは終端を通り過ぎた国道20号線・甲州街道に再び入り、そのまま真っすぐ走ると、終点のバスタ新宿が見えてきます。
バスはバスタ新宿のスロープを上がり、3階の降車場へ。
結局、定刻から15分ほどの早着となりました。
予備車となったおんたけ交通305号車に乗車するという希少な機会、存分に楽しませて頂きました。
305号車を最後までキッチリお見送り。
運転手さん、大変お疲れ様でした。ありがとうございましたm(__)m
こうして、あと何回もないであろう、おんたけ交通305号車での旅が幕を下ろしました。とはいえ、305号車はまだお別れというわけではありません。306号車が現役で活躍しているうちは予備車として存続するでしょうし、306号車の後継車両(307号車?)が新たに導入されるまでは、おんたけ交通本社や代走等で出会えるでしょう。とはいえ、今回のように狙いすましたタイミングで乗車できる機会は皆無に等しいので、この旅は非常に貴重なものであったのは間違いないと思います。お陰様で、素晴らしい旅となりました(^^)
新型コロナウィルス感染症は相変わらず終息の兆しさえ見せませんが、折を見て木曽路への旅を計画してみてはいかがでしょうか。夏の木曽路も、とても美しいですよ。
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