2021年01月21日
【乗車記】新宿-伊那駒ヶ根線IN3625便(伊那バス24185号車『恋姫号』)
新年早々バタバタしており、なかなか更新できずにおりました。遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、当ブログが2021年最初にお届けする話題は、伊那バス24185号車『恋姫号』での旅の模様です!

鮮やかなイチゴのラッピングが素敵な、伊那バスの「看板娘」です。標準カラーの伊那バスもカッコいいですが、可愛らしくもエレガントな深紅の伊那バスもまた、普段とは違った特別感があります。
恋姫号と行く特別な旅、今回も楽しんで参りたいと思います!
※なお、当記事の模様は2021年最初の緊急事態宣言発出前のものとなります。
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乗車したのは、新宿-伊那駒ヶ根線の駒ヶ根車庫行き・IN3625便です。当便は本来なら信南交通の担当ですが、新型コロナウィルス感染症の影響で減便が続いているため、一時的に伊那バスが運行を担当しています(2020年秋時点)。
普段なら、この時間は地方へと帰る人たちでごった返していますが、人出のなさは相変わらず。かつての賑わいの記憶も薄れるほどに、ガランとしたバスタ新宿の風景が慣れっこになってしまいました。この先のことを憂いても仕方ないのですが、しかし寂しい気持ちにだけは嘘は付けません。私たちにできる対策を精一杯講じつつ、この騒ぎの終息をじっと待つほかないのでしょうか。
そんなことを考えていたら、恋姫号が入線してきました。暫くの待機の後、乗車扱いが始まります。
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新宿-伊那駒ヶ根線IN3625便
18:35 バスタ新宿発→伊那バス駒ヶ根車庫行き
伊那バス24186号車『恋姫号』


車種:日野 セレガHD
型式:LKG-RU1ESBA
年式:2012年式
ナンバー:松本230あ185
所属営業所:伊那バス駒ヶ根営業所
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今回もまた、始発のバスタ新宿から終点の伊那バス駒ヶ根車庫までの通し乗車です。この日はSクラスシートではなく、通常席の最前席にしました。Sクラスの後部にある2AB席、3CD席は足元も格別に広く、足を延ばしてゆったりできるので、個人的にはSクラスに次ぐ快適座席だと思っています。
車内はこんな感じ。イチゴがプリントされたヘッドカバーが特徴です。

正座席としては、Sクラス4席、通常シート30席の34人乗りとなります。
通常席はハイグレードシートとなっており、全席にコンセントが取り付けられています。

もともとSクラスシート以外にはコンセントが無い車だったのですが、駒ヶ根営業所への転属に合わせてコンセントが追加装備されました。昨今の需要にも見事に応えて下さっていますね!
車内にも夏秋イチゴ「恋姫」が躍る美しくも快適なバスで、一路長野へと戻ります!
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定刻となり、バスタ新宿を発車。

甲州街道を左折し、首都高へと向かいます。
首都高に入り、高速道路上で三鷹→深大寺→府中バス停の順に停車していきます。大した渋滞もなく、時間調整を挟みながらの運行となりました。
中央道日野のバス停も定刻通り通過。

しかし、ここでバスを待つお客さんの姿は殆どありませんでした。平時ならば、他路線を含めてそこそこお客さんがいるバス停なのですが...
八王子料金所を過ぎ、中央道八王子バス停に停車したら、ここで乗車扱いは終了です。案内放送が掛かり、双葉SAまで直行する旨のアナウンスが入ります。
バスは暗闇の中央道を軽快に走っていきます。フワフワとした揺れが心地良いです。景色を眺めるでもなく、ただぼんやりと窓の外を眺めていたら、いつの間にか眠っていました。ふと目覚めると、バスは笹子トンネルに入ったところ。双葉SAまではもう少しです。
少し早めに双葉SAへと到着。ここで20分の休憩となりました。

明るいところで眺めるイチゴも良いですが、夜は夜でエレガントな魅力にあふれた車だなぁと思います。
私の乗る3625便の10分後にバスタを出た3727便も到着しました。

こちらは伊那バス29101号車(QTG-RU1ASCA)です。
おっと、いけない。
撮影に夢中になるのも良いですが、ちゃんと休憩せねば。
私はサービスエリアでコーヒーを調達し、そそくさと車内に戻ります。少し肌寒かったので、暖房の効いた車内がありがたかったです。
発車時刻は20:40でした。バスは暗闇の中央道をひたすら西進します。ここからのルートは多くの区間が登り坂なので、時折シフトダウンを繰り返しながら、バスはどんどん高度を稼いでいきます。シフトダウン時などは、E13Cエンジンの鼓動が前方にも伝わってきて、とても心地良く感じます。
楽しい時間ほど早く過ぎるもので、早くも茅野市、諏訪市、岡谷市の町明かりが近づいてきました。岡谷JCTや中央道川岸BSを通過すると、いよいよ最初の降車バス停である中央道辰野に入ります。その後、中央道箕輪、そして高速を出た後は伊那インター前→伊那BTへと停車していきます。


定刻より少し早めに来ているようです。
その後、いつものように沢渡→宮田→駒ヶ根バスターミナルと過ぎ、終点の案内放送が入りました。駒ヶ根バスターミナルから伊那バス駒ヶ根車庫までは10分とかからずに到着します。恋姫との旅もいよいよおしまいです。
定刻より約15分ほど早く、駒ヶ根車庫に到着しました。

運転手さん、お疲れ様でした!
今日も快適な旅をありがとうございましたm(__)m
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伊那バスの1点もののフルラッピングを纏い、内外ともに美しい恋姫号。私はこの車との旅がとてもお気に入りです。しかしながら、昨今の情勢下において恋姫号の出現頻度がすっかり低下しており、乗ろうにも乗れなくなってきている車両となりつつあります。車両の経年劣化を考えれば致し方ないところもありますが、元気に活躍する姿をまた見てみたいなぁ...というのは、単なるバス好きのワガママでしょうか。
それはそれとして、今回もまた可愛らしくてエレガントな恋姫号に旅を彩って頂きました。お陰様で、良い思い出をまた1つ作ることができました。重ね重ねありがとうございました(^^)

※写真は別日に撮影したものです。
さて、当ブログが2021年最初にお届けする話題は、伊那バス24185号車『恋姫号』での旅の模様です!
鮮やかなイチゴのラッピングが素敵な、伊那バスの「看板娘」です。標準カラーの伊那バスもカッコいいですが、可愛らしくもエレガントな深紅の伊那バスもまた、普段とは違った特別感があります。
恋姫号と行く特別な旅、今回も楽しんで参りたいと思います!
※なお、当記事の模様は2021年最初の緊急事態宣言発出前のものとなります。
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乗車したのは、新宿-伊那駒ヶ根線の駒ヶ根車庫行き・IN3625便です。当便は本来なら信南交通の担当ですが、新型コロナウィルス感染症の影響で減便が続いているため、一時的に伊那バスが運行を担当しています(2020年秋時点)。
普段なら、この時間は地方へと帰る人たちでごった返していますが、人出のなさは相変わらず。かつての賑わいの記憶も薄れるほどに、ガランとしたバスタ新宿の風景が慣れっこになってしまいました。この先のことを憂いても仕方ないのですが、しかし寂しい気持ちにだけは嘘は付けません。私たちにできる対策を精一杯講じつつ、この騒ぎの終息をじっと待つほかないのでしょうか。
そんなことを考えていたら、恋姫号が入線してきました。暫くの待機の後、乗車扱いが始まります。
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新宿-伊那駒ヶ根線IN3625便
18:35 バスタ新宿発→伊那バス駒ヶ根車庫行き
伊那バス24186号車『恋姫号』
車種:日野 セレガHD
型式:LKG-RU1ESBA
年式:2012年式
ナンバー:松本230あ185
所属営業所:伊那バス駒ヶ根営業所
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今回もまた、始発のバスタ新宿から終点の伊那バス駒ヶ根車庫までの通し乗車です。この日はSクラスシートではなく、通常席の最前席にしました。Sクラスの後部にある2AB席、3CD席は足元も格別に広く、足を延ばしてゆったりできるので、個人的にはSクラスに次ぐ快適座席だと思っています。
車内はこんな感じ。イチゴがプリントされたヘッドカバーが特徴です。
正座席としては、Sクラス4席、通常シート30席の34人乗りとなります。
通常席はハイグレードシートとなっており、全席にコンセントが取り付けられています。
もともとSクラスシート以外にはコンセントが無い車だったのですが、駒ヶ根営業所への転属に合わせてコンセントが追加装備されました。昨今の需要にも見事に応えて下さっていますね!
車内にも夏秋イチゴ「恋姫」が躍る美しくも快適なバスで、一路長野へと戻ります!
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定刻となり、バスタ新宿を発車。
甲州街道を左折し、首都高へと向かいます。
首都高に入り、高速道路上で三鷹→深大寺→府中バス停の順に停車していきます。大した渋滞もなく、時間調整を挟みながらの運行となりました。
中央道日野のバス停も定刻通り通過。
しかし、ここでバスを待つお客さんの姿は殆どありませんでした。平時ならば、他路線を含めてそこそこお客さんがいるバス停なのですが...
八王子料金所を過ぎ、中央道八王子バス停に停車したら、ここで乗車扱いは終了です。案内放送が掛かり、双葉SAまで直行する旨のアナウンスが入ります。
バスは暗闇の中央道を軽快に走っていきます。フワフワとした揺れが心地良いです。景色を眺めるでもなく、ただぼんやりと窓の外を眺めていたら、いつの間にか眠っていました。ふと目覚めると、バスは笹子トンネルに入ったところ。双葉SAまではもう少しです。
少し早めに双葉SAへと到着。ここで20分の休憩となりました。
明るいところで眺めるイチゴも良いですが、夜は夜でエレガントな魅力にあふれた車だなぁと思います。
私の乗る3625便の10分後にバスタを出た3727便も到着しました。
こちらは伊那バス29101号車(QTG-RU1ASCA)です。
おっと、いけない。
撮影に夢中になるのも良いですが、ちゃんと休憩せねば。
私はサービスエリアでコーヒーを調達し、そそくさと車内に戻ります。少し肌寒かったので、暖房の効いた車内がありがたかったです。
発車時刻は20:40でした。バスは暗闇の中央道をひたすら西進します。ここからのルートは多くの区間が登り坂なので、時折シフトダウンを繰り返しながら、バスはどんどん高度を稼いでいきます。シフトダウン時などは、E13Cエンジンの鼓動が前方にも伝わってきて、とても心地良く感じます。
楽しい時間ほど早く過ぎるもので、早くも茅野市、諏訪市、岡谷市の町明かりが近づいてきました。岡谷JCTや中央道川岸BSを通過すると、いよいよ最初の降車バス停である中央道辰野に入ります。その後、中央道箕輪、そして高速を出た後は伊那インター前→伊那BTへと停車していきます。
定刻より少し早めに来ているようです。
その後、いつものように沢渡→宮田→駒ヶ根バスターミナルと過ぎ、終点の案内放送が入りました。駒ヶ根バスターミナルから伊那バス駒ヶ根車庫までは10分とかからずに到着します。恋姫との旅もいよいよおしまいです。
定刻より約15分ほど早く、駒ヶ根車庫に到着しました。
運転手さん、お疲れ様でした!
今日も快適な旅をありがとうございましたm(__)m
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伊那バスの1点もののフルラッピングを纏い、内外ともに美しい恋姫号。私はこの車との旅がとてもお気に入りです。しかしながら、昨今の情勢下において恋姫号の出現頻度がすっかり低下しており、乗ろうにも乗れなくなってきている車両となりつつあります。車両の経年劣化を考えれば致し方ないところもありますが、元気に活躍する姿をまた見てみたいなぁ...というのは、単なるバス好きのワガママでしょうか。
それはそれとして、今回もまた可愛らしくてエレガントな恋姫号に旅を彩って頂きました。お陰様で、良い思い出をまた1つ作ることができました。重ね重ねありがとうございました(^^)
※写真は別日に撮影したものです。
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